似顔絵

昨年の12月末で会社を辞めた先輩が記念品として俺の描いた似顔絵をどうしても欲しいらしい。後輩や女の子からも先輩がものすごく楽しみにしているのでお願いしますと言われる始末。そこまで言われるのは光栄なことなので快諾したが、俺は似顔絵が苦手なのだ。以前、事業部長が栄転したときにも、俺が似顔絵を描いた前例がある。別にアピールしたことはないのだが、俺はその筋の人だと思われているようだ。
ヴェネチア・ビエンナーレのときに買った色紙と油性マーカーが奇跡的に見つかった。写真を参考に似顔絵を描いてみたが、うーん、全然似てない。心がこもっているから似てなくてもいいのだ！と割り切ることにしよう。